章 277

「なるほど、やはり私の予測通りだ。この葬儀場も単なる身代わりに過ぎない。私が探している人物は、まだこの葬儀場の背後に隠れているというわけだ」

突然、胸の中で怒りが沸き立つのを感じた。

だが、すぐに冷静さを取り戻し、私はその道士の襟首を掴んで尋問を続けた。

「言え、この屍体錬成の仕事は誰の依頼だ?」

道士は顔を引きつらせて答えた。

「そ、それは知りません」

私が平手打ちを加えようと手を上げると、道士は慌てて言った。

「お、落ち着いてください!本当に知らないんです。こういった業務はすべて館長一人が取り仕切っているんです。知りたければ、館長を探してください」

私たちは館長の居場所を聞き出し...