章 85

私が祖墳を見た最初の瞬間、まず違和感を覚えたのはこの江家の祖墳の気場だった。先ほど村の後ろの山から村を眺めた時、村全体の気場は言わば死んだように沈滞していた。しかし今、江家の祖墳を見ると、この場所の気場が驚くほど活発であることに気づいた。

どう言えばいいだろう、この江家の祖墳は村とほぼ隣接しているのに、感じるものはまるで別世界だった。

目を閉じて感覚を研ぎ澄ますと、江家の祖墳の周囲には霊気が渦巻いているのがはっきりと感じられた。その霊気は祖墳全体を包み込み、さらにその渦巻く霊気は龍の形を成していた。

一筋の昇龍の気が天に向かって真っ直ぐに伸び、数十メートル四方の霊気がすべて波打っていた。...