章 12

田舎の朝は非常に爽やかで、鶏が三度目に鳴くと、そろそろ夜が明ける頃合いだ。村の人々は次々と起き出し、山に登るべき者は山へ、牛を放牧する者は牛を連れ出す。何もすることがなくても、誰も寝坊などしないものだ。

叔母さんは薄明るくなるとすぐに起き出した。裏口を開けた途端、驚いて固まってしまった。楊羽が裏庭の雑草の中で気持ちよさそうに眠っているではないか!

「この馬鹿な子は、どうしてこんなところで寝てるの?もしかして昨夜、次女に追い出されたのかしら?そう考えれば納得だわ。あの次女は気が強いから、男と一緒に寝るなんて絶対に嫌がるはずよ」

叔母さんはそう考えると、もう驚きもせず、ただ無力感に首を振るだ...