章 1210

「先に帰っていいわよ。私はまだ杨羽と話があるから」郭玉美が最後に言った。

洛溪は思いのほか気が利いていて、嬉しそうに帰っていった。出て行く際にもう一言残して:「杨羽お兄ちゃん、楽しんでねー」

杨羽はそれを聞いて笑いながら首を振った。

洛溪のドアが閉まるや否や、ソファに座った杨羽が「どう?満足した?」と言おうとした瞬間、顔を上げると郭玉美が既に服を脱ぎ捨て、一糸まとわぬ姿で目の前に立っていた。

杨羽は一瞬驚き、郭玉美の行動の速さに戸惑いながら言った。「君が賭けのために無理して僕と——」

杨羽の言葉が終わらないうちに、郭玉美は彼に飛びかかり、唇で杨羽の口を塞いだ。昨夜の洛溪よりもさらに狂...