章 1422

突然、天井からいとこのお姉さんが稲妻のように飛び降りてきて、恐ろしい口を大きく開いた。

楊羽は突然に目を覚まし、横を見るといとこは自分の隣で安らかに眠っていた。悪夢だったのだ。

楊羽は冷や汗を拭いながら考えた。「こういった存在は最初からいたのだろうか?潜んでいるのか、それとも特定の時間、特定の人物によって生み出されたものなのか?」

「どうして寝ないの?」いとこが寝ぼけ声で尋ねた。

楊羽は苦笑いを浮かべた。

そのとき、いとこの章燕が体の向きを変え、足を少し引き寄せた。その動きで、章燕の太ももが楊羽の大きなモノに触れた。

いとこは目を見開き、心の中で思った。「何これ?まさか...?ありえない、いと...