章 1554

この屋上は一面コンクリートで、広々として人影もなかった。

芳芳は屋上のドアをしっかり閉め、パイプで固定した。こうすれば他の誰かが来ても、ドアが開かなければ諦めて帰るだろう。

この女子はなかなかやり手だ。

楊羽は屋上の端に向かって歩き出した。この高さから外を見渡すと、職業高校の全景が一望できた。

左側は教学棟、後ろは学生寮だ。寮は少し距離があるものの、部屋の中の女子たちのあられもない姿がはっきりと見えた。

ある一室では、裸の女子が机に伏せて、後ろから男がその尻に密着して行為に及んでいた。

「くそ、女子寮に男が入れるのかよ」楊羽はこの高校がますます羨ましくなった。

「一階のおばさんに記録してもらう...