章 372

秦老が手を貸してくれたことで、皆の気持ちはぐっと楽になった。あとは販売状況を待つだけだが、きっと秦老はなんとか良い方法を考えてくれるだろう。

「これからは、私たちはどうすればいいの?」従姉も元気を取り戻した。彼女が戻ってきたのは、ただ座っているためではない。

「乾物は一旦やめて、新鮮な野菜を育てよう。少なめに、そして品種も絞って。秦老の手配を待とう。出荷の時は駅まで新鮮な野菜を運ぶんだ。秦老が車を手配してくれる」これらの細かい点は、楊羽がすでに秦老と話し合っていた。たとえ乾物が売れなくても問題ない。ゆっくり売ればいい。どうせ乾物は時々干せば腐ることもないのだから。

生鮮品については秦老が...