章 373

「林依娜は義兄が本当に良い人だと思っていた。自分にも崔強にも非常に気を配ってくれる。この新しい家を建てる時も、王仁義兄がどれだけ力を注いだか分からない。時間があれば来てレンガを積み、何でも引き受けてくれた。それに比べて自分の夫である崔強はよく怠けていた。

三人で話していると、時間はもう9時を過ぎていた。農村では皆早く寝る。林依娜は崔強が遅くに帰ってきて、杨羽と鉢合わせになることを心配して言った。

「二階に部屋があるわ。二人とも上で話したら?」

彼女は姉が外で野外プレイをして、誰かに見られるのは良くないと思っていた。前回、崔強に見つかったのは幸運だったが、夜も更けて外は寒い。

杨羽もそれがい...