章 519

「第二に、私が販売する野菜食品は絶対的に無農薬、無化学肥料、無添加物、無防腐剤などのグリーン食品です。ターゲットとする顧客層は上流社会の方々で、品質には絶対の自信を持っています。その分、価格は高めですが、私が販売しているのは健康と信頼なのです」

楊羽が最も恐れていたのは何か?それは謝天石が高価格で販売することではなく、謝天石が自分の会社の名義を利用しながら、実際には自分が提供した野菜ではないものを売ったり、包装過程で人体に有害な物質を添加したりすることだった。

しかしこの点については、楊羽は防ぎようがなかった。彼の会社に住み込んで常に監視でもしない限りは。

「問題ありませんよ。ただし、私...