章 600

彼は横に寝転がっている女性たちを見渡した。花語嫣は片方の胸が半分露出していたが、この時の楊羽はそもそも胸が何なのかまったく理解しておらず、ただ間抜けに笑った。

ベッドに伏せていると、人が床に座っているのが見えた。楊羽が顔を上げて前を見ると、ピンク色のパンツが目に入った。

「へへ、蓉姉さんはピンクのパンツを履いてるんだ」

李若蓉はスカートを履いていたため、足を開いて横になっているうちに、酔いつぶれて姿勢のことなど全く気にしなくなっていた。そのパンツが楊羽の目にはっきりと見えていたが、彼には女性のパンツに何の魅力があるのかも分からなかった。

ニャー!

猫の鳴き声に、楊羽はぼんやりとした様...