章 12

「王村長」

赵铁柱は王金河を見るなり目を輝かせ、急いで駆け寄ると、熱心に説明した。「使い勝手がいいですよ、一時間で一畝の土地が耕せます」

「こいつは中々いいじゃないか」王金河は畦に腰掛けて赵铁柱を見つめながら笑みを浮かべた。「人力より遥かに優れているな」

「そりゃもちろんです」赵铁柱はにやりと笑い、王金河に尋ねた。「興順村のご家族の畑もまだ耕し終わってないでしょう?」

「ああ、まだだ」王金河は耕運機を指さしながら尋ねた。「この機械、一日いくらで借りられる?一日借りたいんだが。私はこの足が悪くてね、おまえの叔母さんと立春の二人が畑仕事で疲れ切っているんだ。機械にやらせて、二人には休ませて...