章 210

「どうだった?李おじさんは何て言ったの?引き受けてくれた?」楊倩も傍らで結果を焦りながら待っていたが、幸い李おじさんは趙鉄柱を失望させなかった。「大丈夫、李おじさんはもう承諾してくれたよ。その外国人の資料を探してくれて、住所も調べて送ってくれるって」

趙鉄柱がそう言うのを聞いて、楊倩も胸をなでおろした。「それならよかったわ。住所がわからなければいつまで探すことになるか分からなかったもの。これなら少なくともどこに行けばいいか分かるし、何も手がかりがなかったら困ってたわ」趙鉄柱も同意して頷いた。「そうだよな!」

実は趙鉄柱はこれまでも何度も李おじさんにこうした頼み事をしていたが、李おじさんはい...