章 379

建良帝の躊躇いがちな表情を見て、秦王は少し離れたところにいる冷澜之に一瞥をくれ、内心で得意になった。

やはりな、女というものは家に帰って刺繍でもしていればいい。男たちと何を争うというのか。

ほら見ろ、彼と配下の者たちが少し口を開いただけで、父上はその考えを改めたではないか。

「父上」

冷澜之が一歩前に出た。「秦王の仰ることはもっともです」

「民はまだサツマイモを栽培したことがなく、具体的な収穫量も分からない状況では、確かに性急に税の割合を決めるのは適切ではありません」

秦王の心の中での侮蔑の念はさらに強まった。

見ろよ、まだ本気を出してもいないのに、もう降参か。

大司農は顔色を変えた。

秦王が...