章 218

「五分経ちました。弁論終了です」

会場にいる林兆鹏だけでなく、周囲の人々も皆、思わず驚きの表情を浮かべた。

彼らがこれまで理解していた医学知識は、ほんの皮相的なものに過ぎなかったのだ。

高台から、突然清らかで耳に心地よい声が響いた。

「素晴らしい説明です。陽を補うのは男性だけのものではなく、男女問わず陽を補うことができる。それは元気を、気力を補うということなのです!」

続いて、パチパチと拍手が起こり、阮熙莎が率先して陸晨に拍手を送った。

そして会場の拍手も、まばらなものから次第に熱を帯びていった。

ほぼ全員が陸晨の弁論に拍手を送っていた。

特にあの二人の医学者たちは、一時的に恥ずかしさ...