章 7

賀宜年は隣で静かに牛乳棒を食べながら、和気あいあいと話す二人を見て、この若いアルファが自分を嫌っていることを改めて確信した。

二人の話題は食事から授業のことへ、そして最後に学生会の話に戻った。陸浦は彼に誘いの言葉をかけた。「宜年が前に話したと思うけど、新入部員募集の時、来てくれるよね?」

傅白は賀宜年の方を見て、突然尋ねた。「賀先輩はもう学生会にいないんですか?」

「うん、彼は実習に行くことになったから」陸浦が答えた。

「わかりました」傅白は笑顔で言った。「行きますよ」

陸浦は確約を得て立ち去り、賀宜年だけが残された。彼は指を伸ばして目の前のアルファをつついた。

「ねえ、どういう意...