章 275

「私はあなたみたいな頭の悪い人間とは話したくないわ。あのね、私は人工知能の中枢なのよ。性別なんてあるわけないでしょ?ただ小さな女の子の姿が好きなだけ。本当にあなたみたいな低知能な人間と話すのも嫌になるわ。外に放り出してやりたいくらい、もう!」

小新は眉をひそめ、天井を指差した。

天井から声が聞こえてきた。

私は思わず上を見上げると、ベッドの真上の天井に、一メートル四方ほどの穴が開いていた。

うわっ、マジかよ!

この小さな子は時限爆弾そのものじゃないか。恐ろしすぎる。

「小新、お嬢ちゃん、早く閉めてくれよ。これは冗談じゃ済まないぞ」

私は苦しく唾を飲み込み、心臓がドキドキと高鳴るの...