章 103

「まだよ」と一息置いて、激しく息を切らせている柳夢琳は続けた。「県城は人通りが多くないし、服を買いに来る人もそう多くないの。朝から昼まで5、6件の売り上げがあれば上出来よ。だから、店員がいなくてもそう問題ないわ。ただ、私が店にいない時、あの役立たずの夫がどうしたらいいか分からないのよね。特に問題がなければ、戻ったら店員をまた雇うつもり」

「じゃあ、暁暁はどうだ」

「彼女がまだ働きに来てくれるの?」

「つなぎとしてね」と柳夢琳の隠れていた部分を膝まで引き下ろし、劉旭は続けた。「もし全てが順調にいけば、村に診療所を開くつもりだ。その時は彼女に手伝ってもらう。看護学校を卒業してるからな」

「...