章 219

劉旭はいとこに大きいほうか小さいほうかを聞こうとしたが、そんな質問は失礼すぎると思い、返事だけして二階へ向かった。

もし本当に叔母さんに会いに行ったら、春の気が立っている叔母さんは間違いなく彼を押し倒すだろう。彼はあれだけ能力が高いのだから、始まったら30分以上かかるだろう。そうしたらいとこはどうなる?それに、いとこの頑固な性格を考えると、少しからかってやりたくなった。

そう思うと、二階に上がったばかりの劉旭はすぐに階下へ戻った。

一階で少し立ち止まった後、いとこの部屋へ向かった。

ドアを開けたが中には入らず、劉旭は言った。「ノックしたけど、誰も開けなかった。たぶん寝てるんだ」

「父...