章 307

「劉旭のその言葉を聞いて、李燕茹は一瞬固まってしまった。

李燕茹にとって、劉旭はすでに自分の娘婿という認識だったので、姑としての彼女が劉旭のそこに触れるなんて、当然ながら少し気が引けるというか、怖気づいていた。しかし、今の劉旭は怪我をしていて、今の姿勢を維持するだけでも辛そうだし、手伝わないというのも言い訳が立たない。

それに、劉旭も先ほど言ったように、彼女は劉旭の母親とほぼ同じ年齢だし、母親が怪我をした息子を支えてあげるのは普通のことじゃないか?

そう考えながら、心臓の鼓動が速くなった李燕茹は、劉旭の下着を下へと引っ張った。

黒い毛が見えた瞬間、李燕茹は自分が悪いことをしているような...