章 367

「正直に言うと、李暁がどんなに頑張って考えても、戸棚の中にこんなものが入っているとは夢にも思わなかっただろう。しかも、この戸棚はとても新しく、明らかにここ数日のうちに壁に取り付けられたばかりだった。つまり、劉旭がこの戸棚を設置した目的は、こんな恥ずかしくて邪悪なものを収納するためだったということか?

看護師である李暁は、看護学校の時代に一度だけ見たことがあった。

あの時は寮で八人部屋だった。ほとんどが十七、八歳の女の子たちだ。

看護学校だったので、基本的に男子学生はおらず、わずかにいた数人の男子も、男をうまく誘惑する女の子たちにすでに取られていた。そのため、とても寂しい思いをしていた女の子た...