章 412

劉旭は義理の叔母のことを激しく憎んでいた。最初は、いとこの女性も軽い女だと思っていたほどだ。しかし、短い付き合いを通して、彼女が自分を大切にしていることを知った。今でも処女だということまでわかった。だから、もし劉旭が見て見ぬふりをするなら、男として失格だろう!

素早くテントに入って小柯に数言耳打ちした後、劉旭は急いで外へ向かった。

「彼、どこ行くの?」許滢が尋ねた。

「お腹を壊したみたい。トイレがどこにあるか聞いてたよ」

「でも、焼き魚そんなに食べてなかったよね」

小柯は笑いながら言った。「外の食べ物は衛生的じゃないから、時々お腹を壊すのは普通だよ」

「じゃあ、なんで外で食べるの?...