章 452

劉旭に腰を触られながら、李燕茹は何か違和感を覚えていた。彼女にとって、この触れ方は年下から年上へのものというより、夫が妻に対するような触れ方に思えた。違和感はあったものの、李燕茹は何も言わなかった。もし彼女が唐突に劉旭の手を払いのければ、それは自分の心に後ろめたさがあることを証明するようなものだった。

この母娘を抱きしめながら、劉旭は二人を同時に蹂躙する場面を想像し続けていた。

このような妄想は多くの人が持つものだが、そのほとんどは実行に移せないものだ。

例えば、姉と関係を持つ妄想をする人もいれば、妹と、あるいは母親と関係を持つ妄想をする人もいる。さらには、自分の家族の美しい女性全員を手...