章 516

「張娥の言葉を聞いて、劉旭は自分の耳を疑った。正直なところ、張娥に初めて会った時、劉旭は彼女も殺さなければならないと思っていた。だが、憐れみから最終的に彼女の命は奪わなかった。まさか今、張娥が彼の奴隷になるとは、それも腕っぷしが強いのに従順な奴隷になるとは。

たとえ一年間だけの主従関係だとしても、劉旭にとってはそれで十分だった。

頬を赤らめた張娥を見つめながら、口元を上げた劉旭はさらに尋ねた。「何を入れて欲しいんだ?」

「あの...あれを...」

恥ずかしさのあまり目を合わせられない張娥を見て、劉旭はさらに問いかけた。「何をだ?」

唾を飲み込み、もう耐えられないほど疼いている張娥は答えた。「...