章 575

雷小秋にとって、自分でするのも恥ずかしいのに、ましてや劉旭がいる前では尚更だった。洞窟の中は真っ暗だったとしても、雷小秋はそんなことをしたくなかった。それは自分が卑しくなるように感じるからだ。

しかし、今雷小秋がしていることは、すでに卑しい行為ではないのか?

劉旭に彼女がいるとわかっていながら、彼と関係を持つなんて、まさに卑しい行為そのものだ!

だが、劉旭が激しく動き続けているせいで、快感に溺れている雷小秋は、もう少し卑しいことをしても構わないと思い始めていた。どうせもう始めてしまったのだから。そして劉旭が手を離すと、彼女は中指で血の通った蕾を擦り始め、先ほどよりも高い声を漏らした。

通...