章 58

玉嫂が言っているのは当然口や特定の場所のことで、劉旭の頭の中にもそれらの二つの場所が浮かんでいたが、二人とも口には出さなかった。

少し考えてから、玉嫂は言った。「例えば、あなたの足にキスするとか、餌をつかんだ手にキスするとか、そういうことよ」

「じゃあ、それ以外の場所はキスしてもいいってこと?」

玉嫂の顔はさらに赤くなり、「もちろん、他にもたくさんダメな場所があるわ」と答えた。

玉嫂をからかうために、劉旭は言った。「こうしよう、君は五つの場所を言って。これから君が泣いたら、僕は絶対にその五つの場所にキスさせない。それ以外の場所なら、僕が言えば必ずキスしなきゃいけない」

劉旭が三歳の頃から、玉嫂...