章 65

昨夜の狂おしい情事を思い出し、蘇若蘭は顔を赤らめ、思わず口を開けて蘇雅の肩に強く噛みついた。

だが、美人は自分の体内に相手のあの快楽と苦痛を与える凶器がまだ深く埋まっていることを忘れていたようだ。

一噛みすれば、返ってくるのは相手の容赦ない「報復」だった。

元々猛々しかった熱いものがさらに激しく動き始め、その亀頭が毎回敏感な花芯を直撃し、美人は堪らず艶やかな声を漏らし、ただ上の人にしがみつき、さらには足を絡め、頭を振り、腰を揺らし、絶え間なく悦びの声を上げるばかり。

幾度もの快楽が過ぎ去り、体が極限まで満たされ、ようやくあの逸物に適応した蘇若蘭は、やっと思考能力を取り戻した。

彼女の夫がすっか...