章 6

「忙しく作業していると、老王はあの女性が恥ずかしそうに隅に逃げるのを見て、思わず声をかけた。「お嬢さん、水を一杯持ってきてくれないかな?こんなに長く点検してたら、のどが渇いてしょうがないよ」

リビングにいた柳嬌嬌は快く承知し、立ち上がって紙コップで老王の水を汲みに行った。

給水機で身をかがめる柳嬌嬌の動きを、老王はじっと見つめていた。身をかがめて上がった彼女の曲線が露わになり、蜜桃のように丸みを帯びた美しいヒップラインは、老王の目を惹きつけて離さなかった。

以前、老王の妻は彼に能力がないと言って離婚し、子供を連れて何年も前に去ってしまった。長年抑圧されていた老王は、女性の味わいを感じるこ...