章 1344

この状況は夜まで続いた。一日中、兄は人を殺し続けていた。

「30分ごとに、誰かが大きな麻袋を担いでくる。中には人間が詰め込まれていて、男も女も、年寄りも若者もいた。要するにウズラと少しでも揉め事や恨みがあった者は、すべて江峰のターゲットになった。疑わしきは殺すという、極端で過激な考え方だ」

最後には、私自身も背筋が凍るような恐怖を感じていた。

「兄は噂も流した。ウズラを殺した犯人を見つけた者には、生死問わず連れてくれば5000万、現金でも振込でも構わないと。情報提供者には、真実と証明できれば他は何も問わず2000万。何らかの助けになった者には、直接か間接かを問わず1000万だ」

「ウズ...