章 439

「ふふっ、あなたがセクシーすぎるからでしょ」と私は笑った。

小麗姉さんは澄んだ瞳と白い歯、炎のように鮮やかな唇で、くすくすと笑った。「お姉さん、綺麗?」

「考えるまでもなく、私は頷いて言った。「綺麗だよ。世界で一番美しい女性だ」

どんな女性も褒められるのが好きで、小麗姉さんも例外ではなかった。彼女は私を一瞥して言った。「少し休んでいきなさいよ。私が見ておくから」

あの長く美しい脚から名残惜しそうに目を離し、私は立ち上がって外に出た。気が進まず、振り返ってみると、彼女はすばやくカウンターからティッシュを数枚取り出し、薄暗い照明に隠れるようにして、それをチャイナドレスの中に入れていた。彼女...