章 967

「本当に何も言えなくなった。口の中が乾いて、一滴の水気もない。兎兎が私の背中に這い上がってきて、体をぴったりと密着させると、一瞬で二つの柔らかいものが押し付けられるのを感じた。私は目を見開き、緊張で震えていると、兎兎の小さな唇が耳元に近づき、笑いながら言った。『お兄さん、気持ちいい?』」

「私は頷いて、鼻から『うん』と声を漏らした。」

「急に暑く感じてきた。まるで大きな蒸し器の中で眠っているようで、全身汗だくになる。兎兎の小さな手が私の体を這い回り、最後に口元に触れ、私の唇を撫でながら笑って言った。『お兄さん、四つん這いになって。脚をマッサージしてあげる』」

「この姿勢は、なんだか変な気...