章 153

秋児は弯弯が大好きで、抱きしめたまま離そうとしなかった。夜も遅くなったので、彼を小さな赤ちゃんと同じ部屋で寝かせることにした。衛苒は何日も私と同じ部屋で寝ていなかったが、秋児が彼にまとわりつかないのを喜び、快く同意した。

夜、ベッドに横になると、衛苒は私の腰に腕を回した。

「この子を引き取るのはいいけど、一つ条件がある」と彼は言った。

「どんな条件?」

「この子の身分は若様ではダメだ。お前を父親と呼ばせてはいけない。義父でもダメだ。つまり、お前とこの子の間には何の関係もあってはならない」

「若様でないなら、何として扱えばいいの?まさか使用人として?」

「使用人と言っても、そんなに悪くはないさ...