章 807

李大宝は頷いてから、服を着替えて江盼に続いて外へ出た。

地下駐車場で、江盼は車のキーを李大宝に渡すと、後部座席へ駆け込んだ。

この様子を見て、李大宝は不思議に思いつつも口を尖らせた。この女は自分と隣り合って座りたくないのだろうと思いながらも、何も言わず車のエンジンをかけた。

駐車場を出ると、江盼は李大宝に住所を告げた。李大宝は頷いたが、突然後ろから奇妙な物音が聞こえてきた。思わずルームミラーに目をやる。

その瞬間、李大宝は鼻血が噴き出しそうになった。ミラーに映る江盼が服を脱ぎ始めていたのだ。彼女の艶やかな姿がルームミラーにはっきりと映し出され、李大宝の胸は熱くなった……

彼女の動きに...