章 2719

「一分もしないうちに、安魁は服を羽織って中から出てきた。手には懐中電灯を持ち、家の犬を追い払って安大壮を中へ招き入れた。

「魁兄さん、俺、帰ったほうがいいんじゃない?もう休んでたみたいだし」

「大壮、娜娜がお前を待ちくたびれてるんだ。こんな夜更けに来たんだから、せっかくだし早く入れよ。そうだ、今夜は種付けできるのか?お前の匂いでわかるぞ、他の女のところから来たんだろう。ただやるだけで種なしなら、それはそれでいいんだがな!」

「種付けはできるよ、安心して!確かに香草とちょっとやったけど、種は出さなかったから娜娜姉さんのために取っておいたんだ。娜娜姉さんから聞いたよ、一年もやってないんだって。ほん...