章 2720

一番深いところまで達すると、彼女は長い賛嘆の声を漏らした。「あぁ！気持ち良すぎる、早く続けて！死にそう、あなたのことどれだけ恋しかったか！」ナナは夫の安魁が外で聞いていることも気にせず、完全に自制心を失っていた。

夫の臆病さに彼女はもう言葉もなかった。どう言っても安魁は彼女を抱こうとしなかった。そんな状態で夫婦は丸一年我慢してきたのだ。もちろん、彼女は安魁が外で別の女性と関係を持っていることを知らなかった。サルの嫁の紅紅だ。紅紅は知能に少し問題がある女性だったが、それでも女性には違いなく、見た目も悪くはなかった。なんとか間に合わせることができる相手だった。

だから安魁は我慢できなくなると紅...