章 506

「あぁ!ベイビー、謝らなくていいんだよ!君は情に厚い女の子で、そういう感情を大切にする人が僕は好きなんだ。それに、君たちは僕の前から深い関係があったんだし、何より、君の初めてを奪ったのは僕だからね。もう十分満足してるんだ。僕が怒るんじゃないかって心配しなくていい。確かに最初は嫉妬したよ、だって君は僕の女だからね。でもね、今は分かったんだ。君たちはもともと愛があったんだから。愛があるのに体を重ねないのは不道徳だし、非人道的だよ。愛があるなら必ずするべきことなんだ。僕は気にしない、僕のベイビーが幸せであってほしいんだ」とオニールは笑いながら言った。

秀児はオニールがこんな理論を展開するとは全く予...