章 224

呉国龙は姜帆の矢継ぎ早の質問に目を丸くして呆然としていた。この袁大師は嶺港でかなりの名声を持ち、多くの人が難病に苦しんだ際、彼のところで一晩のお札水を得るだけで病気が治るとされていた。これまで姜帆のように彼を疑う者などいなかったのだ。

「ふふ、意外ですね。姜さんも同業者だったとは?」

呉国龍が哀願するような目で袁大師を見つめる中、袁大師は笑みを浮かべて言った。「袁某は海外でよく耳にしておりました。国内では漢方医学の道が衰退し、詐欺師が横行していると。こんな若さでこれほど詳しいとは、珍しい、珍しいことです!」

袁大師のこの言葉に、部屋の人々の姜帆への視線が妙に変わった。袁大師が姜帆を褒めて...