章 385

姜帆は単正を見つめ、この老いぼれが嘘をついていないことを悟った。所詮は年老いた悪党に過ぎず、これだけの金額を出すのが精一杯なのだろう。

「ふふ、三番の誠意は十分に伝わりました。私、金某は道理をわきまえた人間ですから、ここまで追い詰めるつもりはありませんよ」姜帆はにこにこ笑いながら言った。「こうしましょう。お金はいりません。その代わりにガソリンスタンドを譲ってもらえませんか?」

「はっ!!」周囲の人々は再び唖然とし、姜帆の厚顔無恥な振る舞いに対して徹底的な軽蔑の眼差しを向けた。

これのどこが道理をわきまえているというのか?厚かましさの極みだ!

五千万は確かに少なくない金額だが、単正の手腕...