章 391

「あんたって本当に最低よね」柳菲は大胆にも手を伸ばし、刘俊刚の逞しいモノを掴んで、手の中で軽く揉みしだいた。「俺が最低かな?」

二人が沿渡河のこちらで刘俊刚の行く末について話し合っている頃、省都では柳長風と蒋倩儿もまた刘俊刚の処遇についての話し合いを持っていた。柳長風の考えでは、刘俊刚をそのまま省都に呼び寄せたいというものだった。たとえ省政府で小さな科員として働くことになっても、その後の出世は早くなるはずだ。

今や張冕に問題が発生し、来年には張冕が省長に昇進することはもう既定路線となっていた。その時になれば、刘俊刚のような頭脳明晰な若者なら、省都でもすぐに頭角を現すだろう。「でも、刚子を省...