章 383

劉正平は蘇北辰のその言葉を聞いて、心の中で納得できなかった。

彼は大声で叫んだ。「誰が浅はかだと言うんだ?雪国草は陰の性質を持ち、患者の症状に極めて不利だ。お前は薬の性質さえ理解していないのに、まだ負けを認めないのか?」

「この勝負、百草堂の勝ちだ」一つの声が響くと、一人の老人が群衆の中から歩み出てきた。

この老人は七十歳を超える高齢だったが、その精神状態は極めて良好で、一歩一歩が非常に安定しており、明らかに身体の調子が良いことを示していた。

群衆の中からすぐに彼を認識する者がいて、驚いて言った。「鄭老……なんと鄭老ではありませんか」

「どの鄭老だ?」

「他にい...