章 1141

「梅子、テレビ見てるの?」「うん!」「じゃあ、マッサージ始めよっか?」僕はそのまま布団に上がった。

ござは既に布団に替わり、薄い掛け布団も用意されていた。

秋の雨が一度降れば一気に涼しくなるものだね!この二、三日は夜に雨が降り、気温がかなり下がった。

梅子はスマホを置いた。

「金水、おへその下のツボって本当に押さないといけないの?」彼女はためらいがちに言った。

きっと恥ずかしいんだろう。

「梅子、師匠から聞いたんだけど、今の社会は男性は前立腺炎になる人が多くて、女性は婦人科系の病気、特に生理痛に悩まされる人が多いんだ。おへその下のツボはそういった症状を治療したり和らげたりできるんだよ。

つまり...