章 1163

「もちろん一緒には住まないよ」私は言った。「俺は義姉さんと住むから、お前は自分で部屋を借りるんだ」

「そんなのダメよ、あなたの世話をしなきゃいけないのに」

「俺は世話なんていらない。義姉さんが面倒見てくれるし、前から俺たちは街でうまくやってたんだ」

「それはダメ!」梅子は言った。「私、義姉さんと一緒に寝てもいいわよ!」

私はそれを聞いて言葉に詰まった。そうだ、彼女は義姉さんと寝ることもできるじゃないか!

「義姉さんは他の人と寝るの慣れてないんだ!」私は叫んだ。義姉さんに説明すれば、きっと同意してくれないはずだ。

「じゃあ私、リビングで寝てもいいじゃない?」

「それじゃあお前が可哀想だよ。やっ...