章 1350

私は梅子がマー姐のもう片方の足を持ち上げるのを見た。

「いとこ兄、私も真似してみるわ」

「いいよ、でも君の力じゃ足りないだろうから、まずは手技を覚えるといいよ」

そう言って、私はマー姐の足裏をマッサージし始めた。マッサージしながら梅子に説明し、もちろんマー姐の前で腕前を見せびらかすつもりだった。

梅子は真剣に学んでいた。

今、実際に手を動かしてみて、このデブ女マー姐を相手にするのがどれほど骨の折れることか、身をもって理解したことだろう。

私はマー姐に一通りマッサージをするのに一時間ほどかけ、額には汗が浮かんでいた。

次は鍼を打つ番だ。

これも梅子に説明したが、もちろん彼女に鍼を打たせるつ...