章 1387

「彼に試させてみたら?」

「そうね、やってもらおうかしら!もしあなたが私のにきびを治せるなら、お金は問題じゃないわ!」お嬢様が決心した。

私が欲しかったのはまさにその言葉だ。お金だ!もちろん、少し得をしようという下心もあった。

「お嬢様、発症の状況を教えていただけますか」梅子はそれを聞くと、私を連れて数歩前に進み、お嬢様の前に立ち止まった。

お嬢様は言った。「二年前から、顔ににきびが出始めたの。最初は一つか二つだけで、気にしてなかったわ。でも、なぜか去年から、このにきびがどんどんひどくなって、目立つようになってきたの。

病院に行ったら、ホルモンバランスの乱れが原因だって言われて、薬を処...