章 1623

「なんだか気が乗らないな、もともと銀液のテストをしに来ただけなのに、小氷には効果ないみたいだな」そう思っていると、次の瞬間、小氷が言った。

「お姉ちゃん、眠いの。寝たいな」

「小氷、まだお昼ご飯食べてないでしょ。食べてから寝なさい」小青が言った。

「お姉ちゃん、本当に眠くて眠くて、お昼ご飯いらないから」そう言いながら、小氷の頭がぐらりと傾き、テーブルに当たりそうになった。

「あらまあ、小氷、どうしていきなり寝ちゃうの!」小青は素早く動いて、妹を支えた。

「小氷ちゃん、遊び疲れたのかな」私が言った。

「でもこんなになるほど疲れるはずないわ。いつもはすごく元気なのに」小青は驚いた表情で「小氷?」と...