章 1707

僕は睡眠時間を全て修行に充てることにした。

境地が安定してから小培気丹を服用し、一気に地級まで上り詰めるつもりだ。

正直なところ、黄級は一般人から見れば既にとてつもなく強い。まるで虎が羊に対するようなものだ。

しかし、古武術者にとって黄級は入門に過ぎず、本当の実力者は地級からだ。

この世界にどれだけの古武術者がいるのかは分からないが、さほど多くはないだろう。現代の世界はもはや修行に適さないし、現代の火器は古武術者にとっても大きな脅威となる。

黄級の境地では、銃弾を防ぐことはできないだろう。

地級に達すれば、体表に真気の防御膜を形成でき、小型の銃弾くらいなら防げるはずだ。

夜明け頃、別荘を出て湖...