章 1717

以前、私は小芳に針を使いましたが、それも針に真気が宿っていたからこそ可能だったのです。そうでなければ、普通の針治療では彼女に手術を施すことはできなかったでしょう。

今、私の両手は周社長の体の上を動き回り、絶え間なく真気が私の手のひらから彼の体内へと流れ込んでいます。

外から見れば、何の変哲もないように見えるでしょう。ほんのりとした白い気が立ち上るだけです。

私の目の制御の下、まるで戦いを繰り広げるかのように、真気をコントロールしながらゆっくりと周社長の体内のがん細胞を撃退していきます。高院長は横に立ち、黙ったままです。

きっと彼の心の中には疑いがあるのでしょう。結局のところ、これはあま...