章 1768

その時、部屋全体の温度も厲鬼の消失によって上昇した。

そして、銀色の光点が現れた。

私は功徳の出現を感じ取った。

「劉管事、この件は外に漏らすな。さもなくば後々の面倒は計り知れんぞ!」方家鳴が言った。

「かしこまりました、ご主人!」管事は両手を胸の前で組み合わせ、軽く頭を下げた。

「方さん、これで残りの報酬を支払っていただけますね?」私は鼻で笑うように言った。

「ああ、もちろん、大広間へ行こう。すぐに振り込むから!」方家鳴は愛想笑いを浮かべながら言った。

「一つアドバイスしておくが、功徳を積みたいなら寄付をするといい。多ければ多いほどいいぞ!」私は当然ながら彼らから功徳を得たいと思っ...