章 42

「いやぁ、僕もそんな勇気ないよ」張遠は立ち止まり、陳瑤を自分の膝の上に座らせた。彼女が体を絡みつけてきたところで、ゆっくりと立ち上がり、部屋の中を歩き始めた。一歩進むごとに深く突き入れながら言った。「もっと早く君の気持ちを知っていたら、こんなに長く我慢する必要なかったのに」

「私たちがこういう関係だからしょうがないじゃない」陳瑤は一突きごとに「んっ…」と小さく声を漏らした。「実は毎回あなたとするたび、すごく怖かったの。でも我慢できなくて…あなた、こんな体勢疲れない?」

「じゃあ、ベッドに行く?」

「ダメ、シーツに染みついたらどうするの」

張遠はそれももっともだと思い、壁際に歩み寄ると、...