章 490

村長は特別に私にもっと写真を撮るよう依頼し、私の手を借りてこの村を全国に紹介したいと言った。

どうせ建前の話だし、実現するかどうかは力の及ぶ範囲でやるだけだ。とりあえず私は全て引き受けた。

村人たちに挨拶を済ませた後、私と楊晴晴は村委員会に戻った。幸い寒い時期ではないので、何とか寝るには問題ないだろう。

ただ戻ってくるなり、楊晴晴の機嫌が悪くなった。

顔を曇らせ、私に不満をぶつけてきた。「超お兄ちゃん、私と一緒にいるの恥ずかしいって思ってる?」楊晴晴は恨めしそうな目で私を見つめ、小さな唇を思い切り尖らせていた。その姿があまりにも可愛くて、一瞬我を忘れてしまった。怒っている顔まで綺麗なんだなぁ!...