章 798

張さんが屋内に向かって声をかけた。「劉くん、ちょっと代わりに見ていてくれ。少し出かけるから」

「はい、分かりました」制服を着た若い警備員がすぐに中から出てきた。

張さんが私を見て言った。「さあ、王さん、食事に行こう!」

私と張さんは談笑しながら食堂へ向かった。道中では何人かの教師とも出くわしたが、彼らは皆、私たちに対して熱心に挨拶をしてきた。

彼らが私たちに挨拶するのは、完全に私が校長と関係があると思っているからだ。そして張さんの方は、多くの生徒が学校に入れない時に、電話をかけて生徒を中に入れてもらおうとする相手だった。時間通りに学校の出入りができないと、教師は罰則を受けることになるのだ。...